ベトナム人は非常に転職率が高いと言います。それは、企業体質が流動的であることも意味し、だから、日本人の転職者を容易に受け入れることが出来る寛容さを作りだしているのかもしれません。それと比較すれば、日本の企業はまだまだ閉鎖的とも言えます。多くの外資が進出するものの、企業の雇用形態は昔から何も変わっていません。ただし、ベトナム企業は、転職率の多さに頭を抱えているのも事実であり、日本の企業のようになることが出来ればという思いでいます。
ベトナムの人たちは、親が具合が悪くなった時に、子供が面倒を見るという流れに従っています。従って、地方から出てきて労働している人たちは両親が具合が悪くなったことを理由に退職してしまうのです。ここにベトナムの労働者たちの心変わりの早さの欠点を見出すことが出来るでしょうか。
ここに、ベトナムの企業が休暇にあまり積極的でないという点を上げることも出来ます。ベトナムはまだまだ発展出来る余地が残された国であり、休むことなど考えていない体質にあります。しかしこのようなケースは、企業が社員に対して長期の休みを与えることが出来れば退職を回避出来る問題でもあるのではないでしょうか。
今後、ベトナムの企業体質も検証の余地は残されています。ベトナムの企業も、ベトナムで労働する人たちも、一生懸命、意欲的に労働することで一致団結しています。日本人のようなサボりたいから休暇を取る意識は、ベトナム人には備わっていないのかもしれませんが、このような形で、休まなければならない状況は起こるものです。しかし、企業は、その長期休暇を許さないケースが多いと言うことです。
ベトナム企業はもっとこのあたりのことを改善するだけで、転職率を防ぐことは出来ます。ベトナムの人たちは、日本企業を学び、人材を育てる意識に向上していただきたいと思うのです。